インクジェット,レーザーのコピー機 どっちを選べばいい?
現在のプリンター普及率は、企業・家庭合わせて90パーセント以上といわれています。その殆どがインクジェットプリンターとレーザープリンターに大別されます。主にインクジェットプリンターは家庭、レーザープリンターは企業中心で使われていいます。使う目的や頻度によってふさわしいプリンターを選ぶことで、より快適かつ安心な利用環境が生まれます。そこで、今回はインクジェットプリンターとレーザープリンターのメリット、デメリットを具体的にその違いを検証してみたいと思います。
インクジェットプリンターとレーザープリンターの違い
インクジェットプリンターは、インクを粒子化して用紙に直接噴きつけて印刷をするプリンターです。解像度はレーザープリンターと比較しても4倍ほど高く、色合いの再現性も良く写真印刷なんかに向いています。
レーザープリンターは、ドラムといわれる筒状の感光体の上へトナー(色を噴き付けるインク)で、感光体に付着するトナーを用紙に押し付けて印刷するプリンターです。インクジェットに比べて、1つのトナーでの印刷可能枚数が24or5倍ほど多く印刷が可能です。そして、文字印刷のスピードも速く、資料はじめ大量に印刷する際に向いています。
インクジェットプリンター導入のメリットとデメリットは?
- メリット
- 高解像度印刷に適している
- 消費電力が省力できる
- 筐体サイズがコンパクト
- デメリット
- インクの交換と給紙の頻度が高い
- 印刷スピードがゆるやか
- インク詰まりが起きやすい(特に利用頻度が低いと)
インクジェットプリンターは高解像度で、色の再現性が高いので写真印刷に適しています。また、プリンターサイズがコンパクトなので家で使うことにも最適。一方で、インク交換や給紙の回数が多く、手間がかかるデメリットもあります。
レーザープリンター導入のメリットとデメリットは?
- メリット
- 印刷スピードが速い
- トナーの交換回数が少ない
- 1枚あたりの印刷コストが安い上にニジミも少ない
- デメリット
- 解像度が低い
- 本体サイズが大きい上に、消費電力も多い
- 消耗品の価格が高い(トナー、感光体)
レーザープリンターは印刷スピードが速く、トナー交換頻度も少ない上に、安価な印刷コストや滲みづらいというメリットがあり、大量印刷を大量に行なう企業や団体なんかに適しています。一方で、トナーや感光体等の消耗品は高価ゆえ、メンテナンス費用が嵩むデメリットもあります。また、サイズが大きいことから場所をとることもデメリットとなります。
まとめ
「インクジェットプリンター」がおすすめの方
- 美しくに写真印刷がしたい
- 大量印刷は普段しない
「レーザープリンター」がおすすめの方
- 大量印刷をする
- 印刷コストを低減したい
- 消耗品のメンテナンス等にコストや手間を掛けない
インクジェットプリンターとレーザープリンターのメリット、デメリット両面から紹介してみましたが、どちらを選ぶと良いか決まりましたでしょうか?通常はインクジェットプリンターは家庭で多用され、レーザープリンターは企業や団体向きといわれています。ご希望の使い方にふさわしいプリンターをお選びください!